改良土の製造方法
改良土は優れた建設資材です
建設発生土は、再利用できます。産業廃棄物ではありません。
良い土は、そのまま別の工事現場でも再利用できますが、当社では、さらに良い土にするために、「改良土プラント」によって建設発生土を石灰改良土にして販売しております。
石灰改良土とは、含水比が高い軟弱な土や、粒径が整っていない粗い土に石灰を混入してふるいにかけ、細かい粒径のきれいな土に改良したものです。
石灰改良土は、水分が少なく強度の高い土ですので、施工後の地盤沈下や液状化の防止対策に効果的な優れた建設資材になります(参考:埼玉県建設発生土リサイクル協会「埋戻し土による液状化対策」)。
また、当社では、石灰改良土を定期的に品質検査しており、人体に悪影響のある成分は含まれておりませんので、安心してご利用いただけます。
改良土ができるまで
- 1建設現場から受け入れた
建設発生土 - 2改良土プラントのホッパーに
土を投入します - 3生石灰を混入し、土中の水分を
蒸発させます - 4磁選機で鉄くずを除去します
- 5振動機でふるいにかけ、細かい
粒径に整えます - 6完成した石灰改良土は、
新たな建設現場に出荷されます
改良土プラント仕様
- プラント敷地面積3,960m2
- 改良土生産量(1日)310m3
- 建設発生土年間処理量約 65,000m3
- 営業時間AM8:00〜PM5:00(日曜日定休)
試験室
改良土の品質を定期的に検査しております。
ここ試験室では、粒度、設計CBR、コーン指数、含水比など、施工管理・設計に必要な試験が可能です。
また、必要に応じて、試験報告書を発行いたします。
主な利用事例
- ・上下水道管やガス管などの管施工・道路工事における路床・盛土施工など・建築基礎の埋戻し・路盤施工